愛犬に靴を履かせる理由とお悩み解決
履かせるコツとオススメの靴

ホリスティックケアカウンセラーからのペットライフお役立ち情報

最近、お散歩中や、SNSなどでも、お洒落な靴を履いているワンちゃんの姿を多く見かけるようになりました。

「我が家の愛犬にも靴を履かせたい!」と考えている飼い主さんも多いようです。

そこで今回は、「愛犬に靴を履かせる」ことについてお話したいと思います。

目次

愛犬に靴を履かせる理由

ワンちゃんに靴を履かせたい飼い主さん、靴を履かせている飼い主さんには、それぞれの理由があります。

その理由をまとめて詳しくお話します。

①危険から愛犬の足を守りたい

人が靴下や靴を履いて足を保護しているのと同様に、ワンちゃんも足を保護する必要がある場合が沢山あります。

特に、路上や舗装された地面の上を歩く場合、ワンちゃんの足裏は熱や寒さ、粗い表面、鋭い物体からの保護が必要です。

又、ワンちゃんの足裏には滑り止め機能があるものの、凍った地面や滑りやすい床面などでは、転倒したり怪我をすることがあります。

そして、ワンちゃんの足を汚れや泥、細菌から守ることができます。特に雨や泥の多い場所での散歩や、公共の場所での散歩の際に、ワンちゃんの足を清潔に保つために靴を履くことをお勧めします。

このように、散歩道の環境を考えると多くの危険が考えられます。

靴を履かせることで足裏の怪我やダメージを最小限に抑えることができます。

それでは、これらの危険を詳しく見てみましょう。

地面の温度から守る

犬が靴を履いている様子


よく歩く道がコンクリートやアスファルトの場合<夏のアスファルトは、日差しの強い真夏では60℃に達すると言われています。

そして、マンホールなどはまるで焼けた鉄板のように熱いです。

犬の肉球は痛むどころか火傷をしてしまう場合もあります。

また、冬の雪道、低温のコンクリートやアスファルトも凍傷など心配です。

特に普段外を歩くことが少ない子は、肉球が柔らかすぎて傷が付いてしまう確率が高くなっています。

また、常に屋外で飼われている子や、外での運動量が多い子などは、刺激により肉球の皮膚が厚くなることで多少の地面の熱さや冷たさはしのげます。とはいえ、肉球が傷ついてしまう場合もあると言えるでしょう。

危険から守る

お散歩中に踏んでしまうかもしれない危険な物も環境によっては多くあります。

尖った石、ガラスや硬いプラスチックの破片など、場合によっては、刺激のある除草剤や肥料もあるかもしれません。

これらは、肉球の怪我や湿疹、かぶれなどを引き起こす要因となります。

また他のワンちゃんの排泄物にも、細菌や病原体が潜んでいるかもしれません。

普通に考えても、愛犬が排泄物を踏んでしまうことは、とても嫌ですよね。

我が家の愛犬のお散歩中の歩道に、ガムや嘔吐物がありました。やっぱり踏んで欲しくないですね。

ワンちゃんの肉球は、滑りやすくできています。足の裏の毛が伸びていると、滑りやすい床面や凍った地面などでは更に滑りやすく、怪我や転倒の原因になります。

滑り止め効果の高い靴や滑り止め靴下を履くことによって、ワンちゃんの怪我や転倒を防ぐことができます。

何よりも、怪我をしてしまったら治療やケアなどは、ワンちゃんも辛いことになってしまいます。

お散歩道の危険物を想定すると絶対に守らなくていけません。

汚れや洗うことから守る

お散歩で外を歩けば汚れます。

足の裏の毛が長い子は、毛にも汚れが付着します。

まず、その汚れを防ぐことができます。
そしてお散歩から帰って足を洗う必要がありません。

お散歩から帰って毎回足を洗うことは、飼い主にとっても重労働ですね。

何よりもワンちゃんにとっては刺激が多いものです。

果たして、足を洗われて大喜びのワンちゃんはどのくらいいるでしょう。

ほとんど子はストレスを感じています。

毎回シャンプーで洗う飼い主さんも多いですが、度々のシャンプー剤や洗う際の摩擦は、ワンちゃんにとっては刺激が強すぎます。

濡れた足を乾かすことも重要です。乾き残しによる皮膚病の原因にもなるので、肉球の隙間も綺麗に乾かしてあげないといけません。

もしドライヤーを使用するなら温風の刺激、タオルドライなら肉球への摩擦も多く刺激となります。

そして、ワンちゃんが苦手なことばかりですね。

足を洗うことに慣れているワンちゃんでも物質的な皮膚への刺激は変わりませんから、なるべくなら避けたいものです。

傷口を保護する

肉球にケガや皮膚病がある場合に、そのままで外を歩かせてしまうと、傷口から感染症を引き起こしたり、皮膚病を悪化させる可能性があります。

傷んでいる肉球の悪化を防ぐ為に、靴で保護しておいた方が良いでしょう。

ワンちゃんのお散歩時の不快感も軽減されますね。

②備える

シニア期のために

ワンちゃんもシニア期に入ると、足腰が弱り、足の怪我が増えてきます。

知らない内に擦り傷が出来ていたり、免疫力が衰えて皮膚病にもかかりやすくなります。

シニア期に入る前に靴を履き慣れていれば、シニアになって初めて靴を履くストレスは避けられます。

できれば、若いうちに靴に慣らせてあげられると良いですね。

既にシニアのワンちゃんの場合は、若いワンちゃんよりも更に注意して徐々に靴を履く練習をしてあげましょう。

そして、ソフトで負担のかからない靴を選んであげましょう。

災害時の備え

万が一、自然災害が起こった時に靴があると、危険な瓦礫などで荒れた地面を歩く際にも安心だと思います。

小型犬の愛犬でも長い間抱っこしていられるとは限りません。

避難する際に、愛犬を歩かせなくてはならない事もあるでしょう。

災害にあってしまったとき

もし、靴があれば…

もし、この子が靴を履くことができたら…

と、思う場面がきっとあると思います。

いきなり靴を履かせようとしても、ほとんどのワンちゃんは嫌がって履いてくれません。

災害時を想定すれば、普段から靴が履ける方が安心です。

慣れると靴を嫌なものとは思わずに、むしろ、お散歩に行ける!と思って、喜ぶワンちゃんもいます。

様々な災害が多い近年…ワンちゃんも備えが必要ですね。

犬靴も必須アイテムと言えるでしょう。

③ファッションとして

靴を履いたトイプードル

moco chan

最近では、ファッション性の高い、ワンちゃんの靴や靴下が、ネットやショップで売られています。

シンプルなデザインからカラフルで華やかなデザインまで、さまざまな選択肢があります。

飼い主さんは、ワンちゃんの個性や好みに合わせて靴を選ぶことができるようになりました。

ファッションアクセサリーとして結婚式やパーティーなどの場で、特別なイベントや撮影の場面でのお洋服やアクセサリーと合わせて靴を選ぶことで、ワンちゃんの見た目を一層華やかに演出することができます。

例えば、クリスマスやハロウィンの時期には、季節やイベントの雰囲気に合ったデザインの靴を選ぶことができます。

当然のことながら、ワンちゃんには靴のデザインなど理解できませんが、飼い主さんにとっては、可愛い靴を履いた愛犬とのお散歩は楽しいものとなることでしょう。

我が家の愛犬たちも、スニーカータイプの可愛い靴を履かせることがありますが、飼い主としては、そんな愛犬との外出はテンションが上がる楽しいものです。

そして、その飼い主の感情は、愛犬にも伝わるはずだと思います。

靴を履いたトイプードル

kuutan

愛犬に靴を履かせる注意点

犬の肉球には様々な役目があり、そして元来犬は裸足で歩く動物です。

ワンちゃんにとって、靴を履く時に足を触られる感触や、歩く時の音、感覚など全てが初体験です。慣れるまでは、ストレスを与えてしまう行為です。

靴を選ぶ際は、適切なサイズとフィット感の靴を選び、犬が歩きやすく制約を感じないようなデザインや素材を選びしょう。

サイズが合わないと靴擦れをおこすこともあり、関節や足に負担をかけてしまう可能性もあります。

足に負担がかからない、ワンちゃんに合った靴を選ぶよう心がけてください。

そして徐々にトレーニングし慣らすことが重要です。

酷く嫌がってしまうワンちゃんは、特にゆっくりと時間をかけて慣らしてあげましょう。

犬の快適さと安全性を最優先にを考慮しながら、必要な場面で靴を使用することをお勧めします。

<愛犬の靴> 飼い主さんの悩みと解決策

我が家の愛犬は、お散歩に出かけるときは必ず靴を履いています。

それを見た周囲の方は「可愛い〜」「いいな〜」と、声をかけてくれます。

しかし、「うちの子、絶対無理〜」という声がとても多いのです。

そんな飼い主さんの声に耳をかたむけてみると、大まかに4つのお悩みがありました。

①愛犬が靴を履くのを嫌がる。靴を履いたら歩けない。

一番多かった飼い主さんの悩みは、「愛犬が嫌がって靴を履いてくれない」でした。

愛犬が靴を履くことを嫌がる原因はいくつか考えられます。

そもそも、足を触られるのを嫌がるワンちゃんも多いです。「嫌がってじっとしていない。」という話もよく聞きます。

そして、靴そのものを見たこともないワンちゃんもいますし、靴を履くことは初体験です。

ワンちゃんにとって、靴を履くことは不自然なことなので、いつもの足の感覚や自由な動きが制限されることで、ストレスを感じてしまいます。

靴のサイズやフィット感がワンちゃんに合っていないと、更に不快だったり、痛みも感じます。

早く靴を履かせたくて、飼い主さんが焦って無理に靴を履かせてしまったり、嫌がることを叱られたりなど嫌な経験をしてしまうと、それがトラウマとなり、更に靴を嫌がってしまうことになるので十分に気を付けなければいけません。

犬と女の子

解決策

まず、足を触られることや靴そのものに慣れさせることが大切です。

①足に触れられることを慣れさせる。

日頃から、ブラッシングやマッサージ、爪切りなどのケア時に足を触ることに慣れさせるよう意識してみましょう。

それすら嫌がる子の場合は、ワンちゃんがリラックスしている時に、肉球や足首などを親指と人差し指で軽く優しくマッサージしてあげると良いです。嫌がらない個所から始めて、決して強く握ったり、驚かせないように軽くソフトタッチでさすってあげる感じで良いです。

続けていると、足に触れられることを嫌がらなくなるワンちゃんが多いです。是非試してみてください。ちなみに、ワンチャンも人間と同様に、体の様々部分が凝ります。マッサージを上手に行えば、ワンチャンはとても喜びますよ。

②靴の触れ慣れ

最初は犬に靴を見せるだけからでも良いのです。

まずは靴を手に持ち、ワンちゃんの近くで靴を触ったり、においを嗅がせたりします。犬が靴に慣れてきたら、靴を足に軽く当てるなど、徐々に触れることを進めます。

犬が嫌がる場合は、靴に触れる時間を短くして徐々に増やしていきます。おもちゃと思って欲しがるかもしれませんので、そこは与えてはいけません。おもちゃではなく、足に履くことを覚えないといけないからです。

次に、徐々に靴を足に当ててみて、ワンちゃんが嫌がらない場合は靴を履かせてみてください。

ワンチャンを立たせて履かせる方が肉球にフィットしやすいですが、じっとしていない場合も多いです。ワンちゃんが楽に感じ、飼い主さんが履かせやすい方法で良いと思います。我が家では、膝の上に抱っこして座らせて履かせています。仰向けに寝かせて履かせている飼い主さんもいましたが、いずれにしてもワンちゃんの足や関節に負担がかからないように、柔らかくて履かせやすいものを選び、注意して履かせましょう。

ワンちゃんに良い経験として覚えてもらうために、声をかけながら、褒めてあげること、ご褒美を与えることを忘れずに。。

ワンちゃんの好きなことをするタイミングやおもちゃで遊ぶ時、ご飯を食べる前などに履かせると、「靴を履くと良いことがある」と、覚えていきます。お散歩もワンちゃんの好きなことのひとつですね。

最初は前足の方が抵抗が少ないようです。短時間で靴を履かせ、片足だけでも良いので、徐々に両足、後ろ足と慣れさせるようにします。

個人的には、前足と後ろ足どちらが先というより、その子の様子で抵抗が少ない方からで良いと思います。

履かせる時などにワンちゃんが嫌がったら、時間を置いてから行いましょう。

上手に履けた時は、ご褒美や、褒めてあげることも忘れずに!

③靴を履いて歩くことに慣れさせる。

ワンちゃんが靴を上手に履けるようになった、または上手に履けたら、お家の中で歩かせてみましょう。

上手に歩けたら、めちゃくちゃ褒めてあげてくださいね。最初は、お家だけで練習を繰り返し行う方が良いです。

「上手に履くこと → ご褒美」「 上手に歩くこと → ご褒美」を繰り返し、定着させることが大切です。

お家で上手に歩けるようでしたら、靴を履いてお散歩の練習です。

ワンちゃんの様子を見ながら、お家と同様に、前足だけ履いてお散歩、上手に出来たら次に、後ろ足だけ履いてお散歩、そして前後とも履いてお散歩…というように徐々に練習する方が良いですね。

最初は短い距離から始め、徐々に距離を延ばしましょう。

お散歩の途中で、ワンちゃんの歩き方がおかしくなったり、負担を感じている様子があれば靴を外してあげてください。叱らずに、「よしよし…ごめんね」と声をかけてあげてください。

そして、上手にお散歩出来ていたら褒めてあげてくださいね。

靴を履くことをポジティブな経験にするため、靴を履く練習や靴を履いた後に、ご褒美を与えてあげましょう。犬が靴を履くことと良い結びつきを持つようにすることで、トレーニングの成功が促されます。

ワンちゃんには個体差がありますから、その子に合ったペースで靴を履く練習をしましょう。

ワンちゃんに何かを教えることは、手間と根気とが必要です。くれぐれも焦らず、ワンちゃんと楽しみながら靴を履いてお散歩できるように繰り返し練習してくださいね。

②靴を履いてもすぐに脱げる

靴を履いて歩いたら、もしくは、走ったらすぐに脱げる。と言われる飼い主さんも多いです。

答えは、簡単です。ただし、ワンちゃんが靴を履くことができ、歩けることが前提です。

靴のサイズがワンちゃんの足に合っていないことと、適切に靴が履けていないことが原因です。

靴が大きすぎると、足を支えるフィット感がなくなり、脱げやすくなります。

特に、ワンちゃんの足首、足の甲部分やかかと部分などが靴ににフィットしていないと、靴がズレて脱げることがあります。

また、ワンちゃんの足の形状や歩き方によっても、靴が脱げやすくなることがあります。
例えば、細い足、太い足それぞれに靴のサイズと適切にフィットしづらくなる可能性があります。

そして、ワンちゃんが特に活発に動き回る場合や速く走る場合は、靴がズレて脱げやすくなることがあります。

靴の留め具が緩んでいたりすると、靴が脱げやすくなります。また、前足、後ろ足、各々でサイズが違う靴の場合、間違えて履いてしまうと脱げてしまいます。

解決策


適切なサイズの靴を選ぶことが重要です。ワンちゃんの足の形状やサイズに合わせて靴を選び、フィット感が程よいものを探しましょう。

靴を購入する前に、ワンちゃんの足のサイズを正しく測り、正確なサイズの靴を選びましょう。(サイズの測り方は後述しています)

ワンちゃんの足の形や歩き方に応じて、フィット感の良い靴を選ぶことが重要です。

ラバータイプの靴や、足首をストラップ、マジックテープなどで調節出来るものがオススメです。また、その子にサイズにピッタリのオーダーメイドの靴も売られています。

靴を正しく装着するために、靴の留め具やベルクロを適切に調整しましょう。ワンちゃんの足にフィットするように調整し、靴がしっかりと固定されるようにします。

せっかく上手に履けて歩ける靴が脱げてしまったら意味がないので、適切なサイズとフィット感の靴を選び、靴の装着方法を正しく行うことで、ワンちゃんが靴を履いて歩く際の脱げる問題を軽減することができます。

ワンちゃんに合った靴を見つけるために、余裕があれば、色々なブランドやデザインを試してみるのも良いですね。

④靴を履かせるのが可哀想な気がする

一部の飼い主さんからは、「ワンちゃんに靴を履かせるのは、なんだか可哀想。」という意見もあります。

ワンちゃんにとって靴を履くことは自然ではない、不快感や制約を与えると考えると、可哀想だという意見は、ごもっともだと思います。

ワンチャンは、足の裏で地面のを感じ、歩行やバランスを調整しています。それを阻止しているのでは?と言えます。

しかし、ワンちゃんが飼われている環境を考えたとき、大きなリスクがたくさんあります。

ワンちゃんに靴を履かせることは、飼い主さんの判断ですから、どちらが正しいとも言えません。

飼い主さんとワンちゃんとの暮らしが健康で快適で楽しいものであることが一番大切なことですから、飼い主さんが良いと思うことを選んでいくべきです。

怪我や皮膚病などで、必要に迫られる場合もあるかもしれません。

靴や靴下を履くことについて、各々のニーズや状況に応じてワンちゃんの安全と快適さを優先し、判断しなければいけませんね。

そんな飼い主さんへ

裸足のわんちゃんの足を守るために、道や、舗装された地面からのケガを避け、注意深くお散歩し、短い爪を保つ、お散歩後の足を清潔に保つなどのケアをしっかり行いましょう。

必要に応じて靴や靴下を履かせることも頭の片隅に入れておいてくださいね。

犬との愛

愛犬の足のサイズの測り方

靴を選ぶ際に、ワンちゃんの足のサイズを測っておきましょう。

靴のサイズが合っていないと、上記にもあるように様々なトラブルの原因になります。何よりもワンちゃんに負担をかけてしまいます。

オーダーメイド靴でない限り、完全にフィットする靴は、ほとんどありません。

犬の靴を選ぶ際に正確なサイズを測るために、以下の手順を参考にしてください。

※ワンちゃんがリラックスしているときに測りましょう。

足のサイズの測り方

  1. 用意するもの:白い紙、鉛筆、メジャー (※愛犬の爪は床につかない程度に、切っておく、などお手入れをしておいてください。)
  2. 犬を床の上に立たせ、前足の下に紙を置きます。
  3. 体重をかけた状態の足幅の最も長いところ(肉球の最も長い幅)の左右に印をつけます。(できれば、片足を手で持ってあげると測る方の足に体重がかかります。)
  4. 縦幅の最も長いところに上下に印をつけます。(靴によって、爪先を含む場合と肉球の縦幅の場合があります。)
  5. 印をつけた幅をメジャーで測定します。
  6. 必要に応じて、足首も測ります。
  7. 全ての足を測ります。

ワンちゃんの足を無理に伸ばしたり、圧迫したりしないように注意してください。

犬の成長に合わせてサイズが変化します。成長に合わせて測定し直しましょう。

選んだ靴について表記されているサイズ表と、ワンちゃんの足のサイズを照らし合わせ、形、素材などを考慮しながら、選びましょう。商品レビューなどを参考にすることも選ぶ目安になることもあります。

ただし、各メーカーやブランドによってサイズの表記方法や測定方法が異なる場合もありますので、購入前にはその商品の指示をよく確認してくださいね。

犬靴難民の飼い主さんへ おすすめの犬靴 3ステップ

ワンちゃんの靴には、多くの種類やデザインがあります。

  • 耐久性や高い機能性が備わったウォーキング、ランニングシューズタイプ
  • 保温性が高いブーツタイプ
  • 通気性が高いサンダルタイプ
  • 防水性に優れ、雨の日に最適なレインブーツ
  • 室内に最適な滑り止め付きのソックスタイプ

デザイン性の高い靴も多く、様々な状況に応じて選ぶことができますが、種類が多すぎて迷う飼い主さんも多いと思います。

私も、購入する際は、とても迷います。靴を上手に履いているワンちゃんの飼い主さんに相談したこともあります。

そこで、我が家の愛犬が実際に使ってみた靴の中から、最もお手ごろで使いやすいものを3つご紹介したいと思います。

我が家では、生後3ヶ月のお散歩デビュー時から、靴を履く練習をしていました。

愛犬のストレスを考慮し、履きやすく負担の少ないものから段階を追って靴選びをし、慣れさせていきました。

そうすることによって、今では様々なタイプの靴を履けるようになり、安全にお散歩をしています。

靴選びに迷っている飼い主さんは、ぜひ、参考にしてください。

ステップ1 ラバータイプ
【PAWZ ラバードッグブーツ】

天然ゴム製の風船のような靴です。ゴムなので足首にピタッとフィットし、非常に脱げにくいです。

ジッパーやストラップを一切使用しないシンプルな構造なのでワンちゃんの足に安全にフィットします。

敏感な肉球の妨げになりにくいため、ワンちゃんが自分の足で地面を感じながら歩くことができるので、ワンちゃんも安心です。

簡単に洗え、高耐久なので破れるまで繰り返し使用できます。

お手頃価格で、1パック12個入り。

※サイズやカラーも豊富なので、ワンちゃんに合うものを選んで見てくださいね。

PAWZ

サイズやカラーを見てみる!

吐き口のゴムがしっかりしているため、履かせにくさがあります。上の画像にある専用の器具を使用し、履かせることをお勧めします。また、脱がせる時に、ワンちゃんの足に負担がかからないように、引っ張り過ぎに注意が必要です。

夏場の長時間使用は、肉球(肉球にはエクリンという汗腺があり、わずかですが、汗をかきます)が蒸れてしまう可能性が考えられます。適宜使用、外したあとのケアも忘れずに。

履き口のゴムがキツく痛みがないか、観察が必要だと思います。

Momoka

我が家では、お散歩デビューのパピーに使用しました。

ほとんど抵抗なく歩くことができ、お家で練習した後、お散歩でも問題なかったですよ!

初めて靴を履く子や他の靴では上手に歩けなかった子に最適です。

ステップ2 ソフトタイプ
【クッションメッシュ シューズ】

気軽に使えるワンちゃん用のクッションメッシュ簡易靴です。

メッシュ部分はクッション性があり、通気性に優れています。柔らかい素材なのでワンちゃんの負担になりにくいです。

大きく開くので履かせやすく、反射材付きマジックテープをしっかり巻けるようベルト通しが付いています。

マジックテーブ式で簡単調整できるので、ワンちゃんの足にフィットし、脱げにくいです。

つま先、かかと、靴底は、やや硬めの素材で、しっかりガードし、撥水加工で水もしみにくいです。滑り止め特殊加工の合成ゴムを使用しています

お手頃価格で、お手入れも簡単です。

Momoka

我が家のワンちゃんも、楽に履けました!

靴底も適度な厚さで柔らかいので、抵抗がありませんでした。

マジックテープで調整でき、とても脱げにくいです!

歩きやすいようなので、日常的に履かせています。

ステップ3 スニーカータイプ
【おしゃれデニムシューズ】

犬のスニーカー

ソフトタイプの靴で上手にお散歩できるようになったなら、どんなタイプの靴でもすぐに慣れるのではないかと思います。

ステップ3 は、どんなタイプの靴でも良いと思います。

犬靴のブランドも価格も様々なので、ワンちゃんや飼い主さんのニーズに合ったものを選んでみてくださいね。

私は、個人的にデニムが大好きなので、愛犬にもデニムのスニーカーを履いてもらいたい…と、思っていました。(飼い主のエゴですね…) デニムのスニーカーの中でも、履かせやすいものを選びました。

表面はオシャレなデニム素材

靴底は、PVC素材でグリップ力と耐摩耗性が高いです。

裏地は、チェックの綿生地なので肉球にも優しく、オールシーズン使用できます。

履き口を大きく開いて履かせることができます。

ダブルのマジックテープで、しっかり固定できるので脱げにくいです。

慣れるまで、履かせにくさを感じました。使っているうちにマジックテープの部分が柔らかくなり、通し穴に通りにくく感じることもあります。

ソフトタイプの靴に比べると硬さが増すので、履かせにくさも増すように思います。個人的に、硬さが気になるので連日使用や長時間の使用は避けています。

小さめだということで、サイズを慎重に選んだ方が良いようです。品切れで購入困難です。

Momoka

感じた履かせにくさも、慣れると大丈夫です。

愛犬も、すぐに慣れて問題なくお散歩できました。

とにかく可愛いので、お散歩のテンション上がります。

靴を履くことに慣れているワンちゃんでも、初めて履く靴は、慣れるまでは慎重に!

まとめ

愛犬に靴を履かせることで、様々な環境や状況から愛犬の足を守り、お散歩を快適なものにしてくれます。

また、災害時に愛犬の安全を確保しやすくもなります。

そして、ファッションアイテムのひとつとして、愛犬との暮らしを楽しませてくれるものとなっています。

愛犬の靴が気になる飼い主さんや、迷っている飼い主さんは、一度試してみてはいかがでしょう。

ただし、愛犬にとって靴を履かせることは、慣れるまでストレスを与えてしまう場合がほとんどです。

愛犬に合った靴を選び、各々のペースで徐々に慣らすことが大切です。

靴を履くことで良いことがあるというポジティブな関連付けをしていくことが、ワンちゃんが靴に慣れていく早道です。

そして、愛犬の快適さと安全性を最優先に考え、靴を履かせる場合は、個体差や個別のニーズに合わせた選択をしましょう。

愛犬との暮らしがより良いものになるよう、お役に立てれば幸いです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

トイプードルと飼い主

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